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  • 膿んでること

    今朝もいやな夢をみた。わたしのいやな夢というのは8割が家族、特に母親が出てくる夢。
    残りはバレーボールの夢と、その他意味のわからないやつ。

    母親のことや家族のことを書こうとすると、急にうまく文章が組み立てられなくなる。頭がごちゃごちゃする。
    憎さややるせなさ、悲しさとか怖さがぐちゃぐちゃになって、感情の渦に巻き込まれて思考がストップする。

    今ではひどかった状態もだいぶおさまって、はたから見ると穏やかな家族だと思う人もいるだろうし、家族同士もぎくしゃくしながらも良い関係になりつつあると思う。

    ただ、まだ処理できていない置いてけぼりをくらったこの感情を、どう扱えばいいのかわからない。何を対象に憎めばいいのかわからない。

    人か、病気か、宗教か、、
    ただ、混乱してる。


    まだこの話は膿んでいる。頭を整理したいけど、まだ難しそう。家族系のエントリをみると疼くやつを、いつかコントロールできればいいな。

    楽しいことを書きたい。

    プロポーズまでの一週間

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    今週の水曜日、渋谷のクワトロへハンバートのライブをききにいった。遅くなったので帰りに五右衛門でパスタを食べた。あの曲やってくれたね、よかったねと言いあった。
     
     
    昨日は、吉祥寺で30Tというイベントがあって朝倉世界一のTシャツをゲットした。バーゲンみたいにTシャツをみんなで取り合った。もっと他も見たかったけど、酸素が薄かったので、外にでて「やさしい麦茶」というお茶を買って休む。
     
    人混みの中に朝倉さんを発見する。朝倉さんに会えたら漫画にサインしてもらえればいいなと準備してたはず。でもまさかのサインペンを家に置いてくるという失態。目の前の朝倉さんをぼんやり眺める。思い立って声をかけてみるものの、2人ともコミュ障なので、「あ、あ、あの!Tシャツ買いました…」しか言えない。朝倉さん「あ、どうも」。ミーハーっぽくて恥ずかしかったけどうれしかった。 
     
    帰り道に、吉祥寺バウスシアターを通る。でも5月で閉館してしまったみたい。わたしたちは5年前、ここで初めてボーイミーツガールした。ハンバートのライブを聴いて、そのあと「プール」という映画を一緒にみた。終わっちゃったのかあ、さみしいね、と話す。
     
     
    夜は、BSでくるりのライブをやってて、食い入るように観た。古川美季さんの声が生だとさらにかわいかった。終わったら0:30だったので、夜ごはんが軽めに冷やし中華だったこともあり、コンビニにお菓子を買いにいった。外はこの時期とは思えないほど涼しくて、ひんやり気持ちよかった。大雨が降ったからだねと言いながら柑橘系のゼリーを買って、手をつないでぷらぷら帰る。
     
     
    この1週間、珍しく恋人と一緒に過ごす時間が濃密だった。恋人は1人でいる時間がないと弱るので、基本的には別行動が多い。わたしがしんどくなってわんわん泣いたときも、何もいわずに背中なでてくれてた。
     
    今日の昼。連休最終日。
    昨日は寝るのが遅かった。わたしは10時頃に起きたけど、恋人は週末は際限なく寝るので、今日も夕方まで寝るのかなと思ったら、意外にも12時にむにゃむにゃ起きてくる。カーテンを勢いよく開けると、うおお、まぶしい〜〜〜、と小さくまるまる。
     
    朝ごはんをつくって出すと、珍しくぱくぱくたべる。
    たべおわって、ぼーっとする。
    恋人がMacBook Proを開く。
    わたしが、籍、いれよっか、という。

    恋人が驚く。

    「おお。い、いれる?」
    「うん。このままでもいいかなと思ってたけど、ふと思ったの」
    「う〜ん、う〜ん。そうだねえ、結婚したら挨拶とか会食とか、たいへんそうだなあ〜」
    「そうだねえ。、、、で?とりあえず返事はどうなんだい」
    「いいんじゃない」
    「いいんじゃないって何よ」
    「わかったわかった。いいよ。しよう。これでいい?」
    「おお。うん、よい。緊張した。とりあえずキスでもしとくか」
     
    わたし「会社の人に『プロポーズのことばはなんだったの?』って絶対きかれるよ。『いいんじゃない、と答えました』って言うことになるね」
    「それなんだよなあ。じゃあ、人前で話せる用のプロポーズをしとこうか。俺が言おうかな」
    「お、よろしく。はい、どうぞ」
    「……。おおお、これは恥ずかしい!!これは言えない!」
    「わたしもさっきめちゃくちゃ緊張したし恥ずかしかったし怖かったよ!」
    「わかった。よし。……。籍、いれよう」
    「いれましょう」
     
     
     
    誰かに話したいけど、話す相手がいないので、ここで書かせてもらいました。
    あと、忘れないためにも。
     
    本当に入籍するのも両家の挨拶もまだまだ先になりそうだけど、でも今日ので恋人との関係が、恋人から婚約者になったらしい。
     
     

    心の隙間をもつこと

    ヤツが去ったよー。

    今回は短い滞在だった。でもかなり苦しかったし疲弊したし、また恋人を傷つけちゃった。

    でも恋人はまた逃げなかった。これでもかと試すようなことをしても、大丈夫といってそばにいてくれて、話を聞いてくれた。

    普段なら気にも留めないようなことで、血が逆流したかのような怒りと憎さがわいてくる。どう扱えばいいのかわたし自身にも分からない。自分をコントロール出来ない。

    こういう突発的なすごい怒りはパーソナル障害の一部だそうだ。

    ちぐはぐな思考が止まらない。好きだったものに関心がなくなる。ゴミ収集日やレシピなど、いろんなことが思い出せない。

    怖かった。またおかしくなるんじゃないかと不安だった。前のことを思い出した。もうこのまま戻れないんじゃないかと思った。

    でも、今朝はヤツが去ったことを確信した。頭がクリアで、体もだるくない。今となりにある「&.premium」が読んでみたいと思える。

    本当にホッとした。

    昨日はケンカや怒りが収束したあと、恋人と2人で散歩に出かけた。ingressというiPhoneアプリのゲームを起動して、iPhoneを片手にうろうろ散策した。途中でのぼり棒が会ったので2人でよじ登った。昔は木登りが得意だったのに、今は全然登れない。小学校で祭りをやってる。磯辺焼きを食べてヨーヨーをつる。

    久しぶりに1万歩歩いた。くたくたに疲れて帰った。まだ怒りはムズムズしてたけど、なんとかその後の一日はおとなしくしてくれていた。よかった。ゆでたまごを2個たべたのがよかったのかな。この1週間まともにタンパク質を摂っていなかったから、セロトニンの先駆物質であるトリプトファンが不足してたのかな。

     

    今日は吉祥寺へ30T というイベントに出掛けてくる。わたしと恋人は、朝倉世界一がすきだ。Tシャツを買いたいねと話す。

    朝倉世界一は恋人が好きな漫画家。わたしは前は興味なかったけど、今は大好きだ。

    わたしは、恋人が好きなものをどんどん好きになる。

     

    自分を持っていないんじゃないか、とか、恋人に染まりすぎなんじゃないかとも思う。

    友だちにも「1日恋人としか会わない生活なんて、世界が狭くなっちゃうよ。おかしくなっちゃうよ」と心配された。わたしもそれが気になってたし不安に思ってた。

    でも、今日、思った。前職でたくさんの人に会う仕事をしていたけど、世界が広かったかというと全然そんなことなかった。

    確かに覚えることや知識はそれなりについたし、内部だけでなく外部との交友関係をたくさん持たなきゃいけなかったから広かったかもしれない。知性とユーモアのセンスのある同期にも恵まれてた。

    でも周りの全てに関心がもてなかった。

    誰かと仲良くなりたいとか、この仕事ならやりがいを感じるとか、そういうこともなく、受動的で、投げてくる球を打つだけの味気ない世界だった。

    何かに集中できなくで、前は好きだった本を読むことができなくなった。好きなモノが減っていった。どんどん荒んでいく。心が死んでく。自分を閉ざした世界。

     

    今の恋人との世界は、確かにはたから見れば隔離された世界っぽいけど、仕事している時のほうがよっぽど隔離されてた気がする。

    自分が何にも心を開けないと、どれだけたくさんの人と接していても、それは接していないのと一緒だな。

     

    今は好きなことに囲まれてる。家具や生活用品も一緒に入念に選んだ。多少高くても、好きなものを選んだ。恋人がそっちのほうが絶対いいよと言ってくれたからだった。家にいるのが心地よい。

    料理なんかは、自分がおいしいと思うレシピを探求したり、エビとかうずら卵などの高めの食材でも、その料理に必要なら買うようにしたからか、前よりおいしい料理がつくれるようになった。

    今住んでる場所にもまだ越して2ヶ月なのに、ずいぶん愛着がある。今まで住んだどの場所よりも快適だ。家から30m歩けば大きな賑わっている商店街がある。いろんな人と会える。

    好きなものばかりに囲まれている世界。

    本もどんどん読める。いろんな分野の本がおもしろいと思える。人がにぎわうイベンにも出かけたいといつの間にか思えるようになってる。

     

    仕事辞めて恋人と一緒に住みはじめてから、恋人の好きなモノを片っ端から好きになっていった。狭い世界なりに、どんどん広がっていく。

    好きなモノが増えることは素敵だ。

    好きなモノが減ることはつまらない。

    好きになるために必要な自分の「隙間」ができた。余裕みたいなやつ。

    そういう隙間や余裕がない世界は、ぱつんぱつんの世界は、どんな場所に行ってもどんな人と会っても、何も感じない。

     

    今は基盤を固めてる時期だと思う。

    また、外の世界に出たい。

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    「ヤツ」がきたときの思考と対応

    今が楽なことはいいことだけど、脅すようで悪いけど波があるからね、下降しても落ち込まずにやり過ごしてね、下降をやり過ごすと上昇するから、とカウンセリングの先生にいわれてたけど、久しぶりに「ヤツ」がきた。
    昨日からどうもおかしい。またやってきたみたいだ。
     
    混乱してる。なにひとつうまく考えられないし、うまく動けない。けど頭を整理するために書いてみる。書くためだけに、ドトールに来た。
    (なにかひとつに目的を絞ると、うまく考えられるし、行動できるね)
     
    異変は朝起きたときからわかる。あ、ちがう、この絶望感は、ヤツだ。ヤツのおでましだ。
    ぼんやり、もしくは色んなことがぐあーっと渦巻いてるような、そんな状態。
    だからなんにも手に付かない。ぼんやりしてるしかない。抗えない。途方に暮れるしかない。
     
    これには、先生の言うとおり、ひたすらやり過ごすしかない。ニキビがひどいので新しい皮膚科に行こうと思ってたり、ちょっと値のはる化粧品を買おうと思ってたり、新しいことやちょっと勇気のいること、それからむつかしいことを考えたりすることは、こういう状態の時は避けたほうが無難。
    書きたいことがあっても、見過ごす。
    書くことは見つめることだから、今は見つめちゃだめな時期。
    手を動かすなり映像をみるなりなんなりで、考えることをやめたほうがいいことを、今までの経験上知っている

    でもこういう時だからこそ、「有益なことをできない自分」を腹ただしく思い、もがきながら「有益らしきことをしようとする自分」がいることも知っている。
    この狭間で苦しむ。知ってても苦しむ。

    わたしの中で有益らしきことは、考える事。無益らしきことは、手を動かしたりつまらん映像を見たりして、考えることを放棄すること。
    あえて後者を選ぼうとしてるのに、後者しかできないと勘違いする。自分の中で矛盾してることで混乱してる。
    (考えることが有益だとは限らないし、手を動かすほうがかえって有益なことが多いけど、でもなかなか変えられない)
     
    こういう時は、ちぐはぐなことしかできない。
    トイレ掃除しようと思ってるのに食器を片付けはじめ、それを中途半端にしたままメイクをしかけてアイラインを片目だけ入れて、ふと思いつきポケットWi-Fiを取りに行って出かける準備をはじめたらホコリを見かけて掃除機のコードを引っ張ってたら、手に何か握ってるものはなんだろうと思うとアイラインのペンシルだったり。食器洗いも半端な状態のままにしていたことに気付いて、愕然としたり。あれ、掃除機はなんで出そうとしたのか忘れたり。

    急がなくていい状態でも、せかせかそわそわしてる。落ち着かない。考えと行動の足並みがそろわない感じ。
    せわしなく動いたと思ったら、急に電池が切れたように体が動かなくなって、ぽかーんとする。
    動き回るかぽかーんとしてるか。ほんと、なにやってんだか。
    からまわってる。
     
    あと、まったく建設的な考えができない。
    「とりあえず外に出たら気分が変わるかもしれない」「でも髪の毛ボサボサだし化粧もしてないし」「でもこのまま家にいたらさらに滅入るし」「でもなんかしなきゃ」「晩ごはん何にしよう」「外にでなきゃ」「何を買おう」「今日はなんでヨガ休んじゃったんだろう」「がんばって行けば良かったのに」「いや、とてもだるかったから行かなくてよかったよ」「でも家にいたら滅入るし」「なんかしなきゃ」「ヨガに……」
    無限ループ!
    「でも」ってやつがうるさい!黙ってほしい。
    「でも」っていってるから、なんにも動けない。
    (でも、「でも」を頭のなかから排除することは難しい。「でも」をなくすと考えることができなくなる}
     
    何をしたらいいのか、何からはじめたらいいのか、分かんない。手探り。
    考えがまとまらない。
    これがいつものパターンな気がする。
     
    これに対処するには、書き出してみること。
    でもひどいときは、書き出すこともできないし、ひとつのことに集中できないし論理性が理解できなくなるから、紙を見ると「つらい」「わかんない」「いやだ」くらいしか書けてない。

    最終手段は、恋人にメールか電話。自由度が高い仕事してるから、いつでも連絡できるのが救い。
    今日の場合、LINEにて。
    「help」
    「どした?」
    「つらい」
    「そっか」「ドトールは?」
    「コーヒー飲めない」「オレンジジュースのむ」「高いけど」
    「高くてもいいよ」
    「何したらいいか分かんない」
    「パソコン持ってったら?」
    「そうしてみる」「今日ヨガ行けなかった」「お菓子たべすぎてきもちわるい」
    「ヨガは夕方からじゃないの」
    「金曜は昼からなの」
    「気持ち悪いのつらいね」
    「うん、つらい」
    「化粧せねば」「お腹いっぱい」「髪の毛ボサボサ」「外に出れない」
    「いいよいいよ」「無理しないで」
    「ひとつひとつやってみる」
    「ひとつひとつがいいね」
    「ありがとう」「ではのちほど」
    この恋人との会話でいいところ
    ・ひとりごとのようなことでもちゃんとそれに呼応した言葉を返してくれる
    (頭が整理される)
    ・短文でもいいし、短文を続けて打ってもいいとこ
    ヤツがきたときは長い文章が読めなくなるし書けなくなる。文章の構成がわからんくなる。)
    ・思ったことを書いたら可視化できるから自分が何を思ってるかわかる
    ・「こうしたら?」と提示されるより、受け止める返事をしてくれるところ
    ・自分自身で導き出すのが良い
    (オレンジジュース、ひとつひとつやってみる、など)
    ・なんでつらいの?とかきいてこないところ
     (そんなの分かんないんだから)
     
    とりあえず、今日の難関は通りすぎた気がする。
    身支度をして、今の状態を書くためにパソコンをもって、オレンジジュースを頼んで、ドトールにこれたこと。これで今日の波に乗れた。もう今日は大丈夫な気がする。
     
    ひとりじゃなんにも決められないけど、誰かと相談したらできることがある。
    こうやって、長い文章も打ててる。乱雑な文章だけど。間違って使ってる言葉もあるだろうけど。つながっていないところもあるだろうけど。

    こうやって、手探りでやり過ごし方を学んでいく。

    長くて乱暴な文章でごめんなさい。

     
     
     

    よどむ

    いま書き溜めてるものを、どうしてもエントリしていけない。どんどん細切れの文章やことばが淀んでたまって、下書きフォルダから排出できない。

    だいたい溜まってくことは、家族のこと、結婚のこと、子どものことがメインで、あとは自分の現状などなど。

    ひとつの文章にならない!文章と文章がつながらない!どうなってんだろう。
    自己矛盾だらけであることがどんどん明け透けになっていく。こわい。
    書き始めるときは熱を帯びてるのに、だんだん冷めていくこの感じはなんなんだろう。

    とにかく何か形になるものを書いてみたい。


    高身長男子について

    身長が高い男性がすきだ。見るのがすき。もちろん話しかけられるとうれしい。背が大きくてガタイがいいと、なおよい。

    やっぱり自分の身長がコンプレックスだからかも。生まれたときからデカくて気付いたらいつも列の後ろ。男女混合でも後ろ。フォークダンスも男役。背が高いといっても胴体が長いだけなので、座るとわたしより身長が高い男子より高くなり、先生から「お前だけ飛び出てるな」といわれ、猫背になる。

    高校生くらいになるとわたしの身長はやっと173cmでとまり、わたしより高い男子が増えた。どんなに整っていない顔立ちで野暮ったくともわたしより身長が高いだけで、かっこよく見えた。


    それから高身長男子が好きになる。高校では誰とも付き合わなかったので、大学では絶対高身長男子と付き合うぞと胸を高鳴らせ、いろいろ見繕うけどうまく成就しない。
    そこでmixiにて高身長コミュニティに入会。一人の男性と会ってみるけど、なんか生理的に無理で、連絡をたつ。身長は186cmあって顔立ちもかなり整っていてかっこいい部類だったと思うけど、結局手をつなぐだけで身の毛がよだつほどだったので、高身長だけではだめなんだと思い知る。
    やっぱり、どこか揺り動かされるモノがないと、付き合えないんだなーと知った。

    で、次に付き合ったのが160cm前半である今の恋人。なぜこんなにも低いんだろう、と今でもよく思うけど、存外隣に高身長に立たれるより、落ち着く。

    やっぱり、高身長男子は見るだけに限る。

    よく行く本屋さんの店員さんと会話するひとときが、最近のわたしの憩いの時間。浮気ではない。

    (ライブの待ち時間にて。隣に恋人がいるのにこんなこと書いてたらいかんな)

    今年も届いた


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    父から夏野菜が届いた。
    毎年楽しみにしてる、恒例行事。
    規格外で出荷できないB級品らしいんだけど、とても立派。

    毎日道の駅に出荷してて、それが飛ぶように売れるんだとか。わたしも実家にいるときは手伝うこともあったけど、百姓仕事は本当にくたびれる。

    最近は世田谷のレストランに出荷するようになったらしい。出世してるな。

    父とは昔から仲良い関係を保てている。本当にありがたい。

    今晩は何つくろうかな。

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    品種がジャンボピーマンでもないのに、このデカさよ。

    性欲か、さみしさか

    ちょっと思い出したので、つらつら書いてみる。

    1年ほど前。ボロボロの状態で仕事をやめたと同時に恋人と同棲を始めたとき、わたしは彼とのセックスをいつも求めていた。

    もともと恋人は性欲が薄い方だったけど、同棲前は週1,2の頻度でしていたはず。たぶんどちらからともなく。

    でも同棲を開始してからめっきり減った。わたしが求めても「疲れてるから」、「眠いから」などで応じてくれないことが増えた。とても悲しかった。悲しくて悲しくて、日増しに恋人への不満や憎さがつのった。

    日中はひどい頭痛や節々の痛み、倦怠感や絶望感で外出できなかったので、誰かと触れ合うことがほとんどなかった。痛みに耐えながら、強いさみしさを感じてた。誰かに会いたい!話したい!触れたい!

    けど誰とも会いたくないし、そんな体力も気力もない。

    その欲求の矛先がすべて恋人に向かった。誰かに必要とされたい、求められたい(性的な意味以外でも)、良い時間を共有したい、そういうすべてのどろどろしたものを恋人とのセックスに集約させようとしてた。これらすべてを、「性欲」だと思ってた。

     

    わたしはもともと性欲がある方だと思っている。性欲というより性への好奇心が強い。学生時代は医療とか福祉系の大学だったからか性用語は恥ずかしげもなくバンバン飛び交うし、学生同士で性のディスカッションをしてプレゼンするほどだったので、とにかく性に向き合う時間が多かった気がする。「障害者の性」として、身障者の自慰を手伝うアルバイトをしてる子もいた。

    鬱になると性欲減退するというのに、わたしはなんで性欲が有り余ってるのか、もしかすると鬱じゃないかもしれないと思ってた。しんどいくせに性欲旺盛だなんて、本当に不埒なやつだと恥ずかしかった。


    結局、セックスをしてくれない恋人への不満や憎さが強まって、わたしはいつもイライラし、恋人とのケンカが絶えなくなった。ケンカというより、わたしが一方的にふっかけるだけなんだけど。2人の仲はどんどんぎくしゃくして、別れたいけど別れられない〜というような泥沼化とした関係が続いた。

     

    そこで単純なわたしは自分の性欲らしきものを呪いながら、「わたしの性欲が問題なんだ!性欲さえなければ!どこかでガス抜きして、性欲をコントロールしさえすれば恋人との仲は戻るはず!恋人のために誰かとセックスしよう!」と、浅はかなことを考え、ネットを漁った。

    1人で性欲処理することも考えたけど、全然したくなかった。エロ動画を眺めてみるけど、そんな気持ちにはまったくなれなかった。ただ2人でしたかった。ひょんなことで、ある男性、A君とメールするようになる。

    きけばA君は大学生。身長も高そうで、届いた写真は遠くてよく見えないけど黒髪メガネで、かなりわたし好み。たぶんある層にはモテる。あと自撮りじゃなかったのも良かった。わたしも昔の友だちとの写真をかなり画質悪くして送ったら、向こうもその気になり、さくっとしようかとなる。後腐れなくしようか、と。「うわー、簡単だな」とびっくり。

    A君はメールの内容からみるに、無邪気でわりかし穏やかそうな雰囲気で、まあ良さそうな人だった。A君にも恋人がいるようだけど遠距離でなかなか会えないそうだ。お互いガス抜きには良さそうな相手だと思ったみたい。

    で、日にちも決めて、いざ待ち合わせ場所へ向かおうと駅のホームで電車を待つんだけど、本当にびっくりするほど萎えてる自分がいた。その日は珍しく体調が良かったし、外出も億劫じゃなかった。でも、知らない人に全然会いたくないし、別にセックスもしたくない。全然したくない。普通にひとりで散歩とかしたい。誰かとホテルに行くなんてまったく考えられない。そもそもラブホテルなんか行ったことないし、緊張するし、疲れそう。せっかく珍しく体調がいいのに、わたしなにしてんだろ。

    それにわたし、後腐れない関係をもつなんて無理だわ。一度会って、なんやかんや体の関係を持ったら、それなりに情を持つ。どんな感情であれ、持ってしまう。わたし全然向いてない。

    そしてなによりも、Aくんとしたあとも、罪悪感につぶされず恋人と仲良く普通に過ごして、時には何事もなかったようにセックスしたりするんだろか。絶対にわたしは1人でそんな重大なことを秘密保持できないし、どうせ泣きながら暴露しちゃって恋人を悲しませて信頼を失うだけになるのが目に見える。

    恋人と仲良い関係でありたいから、他の人とセックスする。なんて本末転倒なことをしようとしてるのか。

    そもそも、わたしは本当に性欲が強いのか。1人でしたいとも思えないし、恋人にムラムラしてるかどうかも疑わしい。

    わたしは「さみしい」んじゃないか。さみしさと性欲を履き違えてないか。もちろんその2つは完全に別個にできるものじゃないけど、でも知らない人とセックスすることでさみしさが埋まるかって、たぶんないんじゃないかな。したことないから分かんないけど。検証しに行けばいいのかもしれないけど。

    でもでも、そのさみしさはたぶん、本当にわたしに愛情を持ってくれる人じゃないと埋められない。セックスに「気持ちよさ」だけを求めてるわけじゃない。親でも友だちでもいいけど、そのときはそれらともうまくいっていなかったし、それらでは到底埋められないほどの果てがないさみしさで、助けてほしいと思うほどのさみしさで。もちろん恋人とセックスするだけじゃ埋まらないんだけど、少なくともその夜は安心して眠れる。わたしはまだ必要とされてるんだって思えるから。

    ずいぶん前に読んだこの記事が、なぜかその時頭をよぎった。当時はブックマークもしてなかったのに、よく思い出したなと思う。 わたしは、さみしさにふりまわされてたんだな、と分かった。さみしさをうまく運用できてなかった。

    さびしさの運用について - Mellow My Mind d:id:mellowmymind 502 users

     

    そんなこんなを、電車にのる前に考えて考えて、何本も電車を見送って、がんばった化粧もぐちゃぐちゃに崩れるほど泣いて、改札からでた。駅員さんに出してもらった。家に帰った。ちゃんとA君にも謝罪のメールを送って、おわった。

    いろんなことが吹っ切れた気がした。欲求を昇華させるために、スポーツクラブへいくきっかけにもなった。このスポーツクラブが良かったことは、下記記事参照。

    「他人のため」の傲慢さ - ボーダー女

     

    「さみしさとセックスについて」は、友だちと話したことあるはずなのに、張本人になってしまったら、そして肝心なときでは、どうもごっちゃにしてしまうらしい。この2つはよくない組み合わせだ。

     

    なぜだか、今ではあの猛烈なさみしさとセックス欲は襲ってこない。あと性欲も戻ってきた気がする。だいぶ体調が良くなったことで、外出したり友だちと会えるようになったからかな。あとスポーツクラブ。

    そうするとうまい具合にことが進んで、今では恋人へのイライラも不満もなくなり、良好な関係が続いている。

    あのとき、電車に乗らなくてよかった。でも、A君と約束すらしていなかったら、まださみしさと性欲の違いに気付けなくて、今の恋人との良い関係を築けなかったかもしれない。

    ちょうどタイムリーにもこんな記事があった。

    「セックスしたい」というのは、「恋人と愛のあるセックスをしたい」の略..

    高校生でも分かるのに、わたしは分かんなかった。女子高生すごい。

    パンツ10枚

    やー、今日は朝から体が重い。すごい眠気とだるさとやる気のなさ。昨日友だちと遊んで、かなり疲れたからだと思う。でも前よりだいぶ軽傷になったはず。

    以前はまず、帰宅後からぶつぶつひとりごとが始まり、風呂の中で「あ〜〜〜!」「ゔぉ〜〜」と叫んでしまったり、いろんなことを思い返しては「あのときああ言えばよかった、あんなこというんじゃなかった」という一人反省会が開催されていたのに、昨晩はそんなこともなく、のんびりと過ごせてた気がする。

    ただ猛烈に眠くてアイロンがけと食器洗いは諦めた。でもちゃんと晩ごはんつくって洗濯物を片せたのは偉いと思う。恋人が気持よく「俺がやるよ」と食器を洗ってくれたし、恋人も偉いと思う。恋人の食器洗いの手際の良さにはいつも感服。よくあんなにもきれいに水切りカゴへ食器を崩さず積み重ねられるなと思う。

    ☆☆☆

    今朝はまたいやな夢をみた。グロ注意。

    ロッジみたいな木の家にいるんだけど、なんだか変な臭いがするので臭いのもとである2階へ行こうとすると階段から大量の黒いハエがぶんぶんやってきてすごくかゆいの。それでもなんとか突き止めようとして2階へあがると、そこには誰だかわからないけど夢の中では好意を持ってた人が倒れてて、その周りには真っ黒なハエの大群がいて、その大群が口の中に入ってくるというやつ。

    おそらく、昨晩「四畳半神話大系」の最終話の中で蛾の大群が襲ってきたものが頭に残っていたからだと思う。ちなみに「四畳半神話大系」は全然グロくないし、むしろかなり清純さ際立つ物語でおすすめ。恋人と毎晩みるのが夜のたのしみだったのに、終わってしまって残念。

    で、これはそのあとの夢。グロくないやつ。

    急いでロッジから飛び出したら、なんと恋人がトランクス1枚で駆けまわっている。もちろん普段はそんなキャラでなく、のんびり屋なので走ってる姿も見たことないし、お風呂からあがってくるときは必ずパジャマを身につけているほどきっちりしている。だからびっくりして「トランクス1枚で何走ってんの!」と注意したら、「1枚じゃないよー!トランクス10枚はいてるんだよー!うひょー!」なんて叫びながら坂をかけおりる。誰が夢の中でうまいことをいえと。

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    起きた時、ハエのいやな感触は残りつつも、恋人のトランクス10枚重ねの情景がおもしろかったので、なんとか朝の家事は終えることができた。

    ちょっとこれから寝る。

    女子どもの会合

    大学の女友だち4人でごはん食べてきた。楽しかった。卒業以来に会う子もいた。前よりもキョドらず自分のことを話せた気がする。

    体調くずして仕事をやめて、それから無職で恋人に食わせてもらってること、それが恥ずかしいことだと思ってて、そんな状況が惨めで受け入れられないから、自分を開示することに抵抗がある。後ろめたさからあまりおおっぴらにしてはいけないような気がする。
    でも今日はあまり上記のことを意識せず、たのしい時間を過ごせた。少しは現状を受け止められつつあるのかもしれない。

    今までは「最近なにしてんの?」という質問に対する返答を準備しながらのぞんでた。友だちとのごはんは大きなイベントだった。もちろん今もだけど。でも今日は準備することも忘れて、気軽にらんららんという感じで出かけてた!

    途中からどうも言葉が怪しくなってきて、「せやがへまい(部屋が狭い)」とか「こっけん(結婚)」などなど、頭がくるくるするやつが始まった!疲れてくるとでてくる、このあべこべ言葉。「あつがなつい」的なやつが、普段の会話でさりげなく何気なく、そしてかなりの頻度で表出する。ぽろっと。そうすると友だちの話を中断させてしまうから申し訳ない!スルーしていいのに!拾わなくていいよ!

    まあ、気のおけない子ばかりだから「また始まった」くらいの触りでいてくれるのでありがたいけど。でもこれが、まだそんなに親しくない人との間ででると、最初は笑ってくれるけどだんだん回数を重ねる内に「こいつ大丈夫か」という怪しげな目で見られるから、できるだけしゃべらないでおこう!とか思っちゃう。
    親しくない人と疲れてるときに会話しなくちゃいけないときは、相づちも「へえ、ふんふん、そっか、なるほど」の使い回しでいかないといけないな。
    今回は仲良い子ばかりだったから、疲れても自由に話せてよかった。

    それから、今日の女子はそれぞれ恋人がいるんだけど、共通点があった。それは「男の人は単純で定番の料理がすき」ということ。たとえばカレーでも、ドライカレーとかグリーンカレーとかはカレーじゃなく別物の料理だと考えていて、普通の市販のルーと普通の具材を使ったカレーが好み。「今晩カレーだよ」といってドライカレーがでてきたときのがっかり感と「これじゃない感」があるようだ。家ではいつもの普通のお母さんが作るようなカレーがいいらしい。具も、ズッキーニやナスやかぼちゃなんかが入っていない、普通のいわゆるジャガイモと人参と玉ねぎの入ったカレーがいいみたい。下手に凝ってない方がいい。凝れば凝るほど理想から遠ざかる。牛うすぎりがあれば肉じゃが。豚ロースがあればしょうが焼き。豚かたまりがあれば酢豚。鶏肉ならからあげ。これでよいそうな!

    そうか、これは誰しもそうなんだな、と思った。確かに2chとかで「嫁のアレンジ料理とか自己流ってのはマジくそ」とか見かけたことあるな。だからといって、顆粒だしの素なんかは嫌うんだよな。「簡単だけど素材にこだわったものがお好きなんだね」という結果で締めくくられた。


    それから料理ネタだと、料理を出して「何かが足りない」といわれて調味料を恋人が加えたら美味しくなったときの敗北感についても共感しあった。おもしろいなー。どこも同じだなー。

    あとみんながわたしの次の就職先、というかアルバイト先を考えてくれてうれしかったな。
    ティッシュ配りとかはどう?でも断られたらこの子無駄にへこみそうだよね。じゃあ工場のライン作業は?長時間入らないといけないから体力が持たないんじゃない?じゃあマクドナルドは?短時間でいいしハンバーガーを包むなら包むだけの単純作業だし!いや、匂いで胃をやられちゃうでしょ。と、わたしが出る幕なしでどれもダメらしい。何もうまくいかないのか。
    「ま、どちらにせよ非正規社員がんば」と正社員どもにいわれてしまった。みんなそれぞれとても綺麗でおしゃれなのにがんがん稼いでて、本当にかっこいいな。すげえよみんな。

    ☆☆☆

    疲れると息苦しくなるので、あくびを出すようにしてる。あくびをすると、息がしやすくなるし頭がクリアになる!
    帰りの電車にて書いてる。

    今晩は普通のカレーをつくろうかな。