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    お祝いの気持ちとおカネ

    結婚のご祝儀のはなし。

    入籍してから両親や親戚の方々から、ありがたいことにご祝儀をいただいた。
    つまり、お金をもらった。

    最初に渡されたときは、しどろもどろになってしまった。うれしい、よりも、困った…という気持ちのほうが勝った。たぶん1:9くらいの比率で。

    どんな顔してどんな気持ちで受け取ったらいいんだろか。好意を素直に受け取ったほうがいいことは分かってるのに、どうも素直に、ありがとう!大切に使うね!と言えない自分がいた。恋人もどことなく居心地悪そうだった。眉毛が2人ともハの字になってたと思う。

    なんでかな。いただいて日が経ったから、ちょっと考えてみた。
    金がこわいんだろうか。お金を手に入れるにはちょっとずつこつこつと貯めるのみだったわたしたちに、急に大金が舞い込んできたから物怖じしちゃったんだろか。善意をうまく受け止められない?重たい?面倒くさい?もったいなく思う?プレッシャーを感じてる?甘えるのがこわい?


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    そもそも注目されることが不慣れなわたしたち。両家の挨拶や顔合わせで、みんなの目がわたしたちに向けられたり、お祝いの対象が自分たちであることにどぎまぎしてしまう。
    慣れてないし、これからも慣れないんじゃないかと思う。照れくささというより後ろめたさの方が近いし、なんか苦手。縮こまる。でも主役なんだからがんばって堂々としようとしてる。
    祝われることはうれしい。でも、そのお祝いの気持ちが具現化してお金になった瞬間、ひどく狼狽した。

    このお金はどう使ったらいいんだろか、ほとほと困ってる。小さな結婚式は挙げるつもりなので、その費用に充てたらいいんだろうけど、挙式費用はご祝儀をもらう予定なしに計画してたしまったくあてにしてなかたものだから、なかなかそれに使いづらい(多少つかうけど)。とりあえず無計画に全額貯蓄ってのもいいんだけど…。

    恋人とうんうん悩んで相談した結果、このお金は将来産まれるかもしれない子どもの養育費にするか、ということに落ち着いた。ちょっとほっとしたけど、そもそも子どもが産まれるかどうかも分からないし、好意を受け止められないもやもやした気持ちはやっぱり残った。

    そんなときに、祖母から電話があった。
    祖母からもお祝いをもらってたので失礼なことではあったんだけど、実はいま困ってるんだと胸の内を伝えてみた。
    そしたら祖母がこんなことを言った。
    ええんや、うれしかろうがうれしくなかろうが、うれしいふりしとき。そんで子どもに充てるのもいい案だけど、もらったお金で毎年の母の日や父の日、誕生日やお歳暮なんかに、今までよりちょっといいやつをプレゼントしてあげ。もらったお金は還元してあげたらいいんやで。悪いなあという気持ちより、そのお金でどんどん喜ばせるものに使ってあげ。

    一番すとんと落ちた。
    なるほどー!おばあちゃんありがとう!!と言ってさっぱりとした気持ちで切った。

    今回の件で、わたしたちの結婚は2人だけで完結するものじゃないことを感じれた。お祝いをいただき、それに対してお礼を伝えたことで、わたしたちと周りの人との間に新しい関係性ができた。今まで無関係でいた恋人の配偶者のご両親とも会話することができた。今まで親をとおしての関係だったわたしの親戚とも、独立したわたしたち世帯としての関係性ができた。
    その関係性を大事にして、お金を還元するという意味も含め、時折品物を送ったり連絡をとっていければいいなと思えた。お金は人間関係の潤滑油になりうるものだと思う。

    これを機に、両家の親類といい関係を築いていければいいな。ちょっと面倒な気持ちは拭えないけど、今は煩わしさよりうれしさや背筋をしゃんとしなきゃという気持ち強いから大丈夫そう。

    まだうまく好意をうまく受け止められなくても、だましだまし喜んで、こういう状況や気持ちに慣れていきたいなと思った。

    おばあちゃんにはかなわないなあ。おばあちゃんにはまだまだ甘えてしまうな。

    (久しぶりに文章書いたから、時間がかかった…)