おうちへかえろ
特急に乗って帰りよります。
緑いっぱいの車窓です。
今朝は6:00頃起きて、おじいちゃんの墓参りへ行った。わたしがおじいちゃんの墓参りをすることが、おばあちゃんにとって1番喜ぶ行為になるからからだ。
や、もちろんおじいちゃんが好きだったからというのもあるんだけど。
めいっことおばあちゃんと一緒に、墓の前で般若心経をとなえた。わたしは4歳の頃から般若心経ぜんぶを空でとなえられた。みんなからよく褒められたものだった。
久しぶりにとなえたけど、意外と覚えてるもので、ほぼ間違わずにとなえられた。おばあちゃんは嬉しそうだった。お墓参りしにきてよかったなと思った。
めいっこはお経をとなえるわたしたちを不思議そうな顔で眺め、線香のにおいに顔をしかめていた。
そのあと、おばあちゃんに浴衣の着付けの仕方を教えてもらう。おばあちゃんの指導は厳しくて、最初から帯閉めまでの過程を10回ほど繰り返した。なかなか帯をリボン状にするのは難しい。
クーラーのきいてない部屋で、2人ともぶるぶる汗で浴衣の着付け練習をした。
今年こそは、激安で買った浴衣をちゃんと着れるかな。2番目の姉が「恰幅がないからあんた浴衣似合わへんな」と言ってきた。
成人式のときも、バスタオルを2枚詰めたことを思い出した。
昼ごはんは、おばあちゃんがカレイの干物を焼いてくれて、きゅうりとナスのぬか漬けも一緒にたべた。おいしかった。めいっこはシャケが大好きで、ごはんをあんまりたべずに、シャケばっかりたべてた。姉夫婦にバレたら怒られそうだ。
これから新幹線へ乗り換える。所要時間はおよそ6時間。大移動だ。
「おかえり」と言ってくれる人がいる場所へ帰れるのはいいよな。
ただ、今晩は恋人は珍しくプログラマ同士の集まりがあるみたいで、出迎えてはくれない。ただくさいことを言ってみたかっただけ。
恋人には友だちというものが全然いないらしいけど、プログラミングが大好きなおかげでプログラミングを語る会によく参加してて、たのしそう。
さあさあ、はよ帰りまひょ。
男梅の干し梅をたべながら。