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  • にぎやかな場所が好きになった

    わたしはよくコーヒー屋さんにいく。個人のカフェはだめ。作業がしづらいから。勉強とか読書とかパスコンひらいてなんやかんやするとかが難しいから。個人カフェは女子友だちとぎゃーぎゃーいって雑談する場所に限る。

    タリーズやスタバは飲み物が高いから敷居が高い。あと、狭かったり混んだりしてるイメージがあるし、どうも長居しづらい。オシャレだからかな。

    ベローチェは安いけど食べものがおいしくない気がする。ドトールはパンがうまい。上島は黒糖ミルク珈琲がうまい。クリエはサンドイッチがうまい。サンマルクはコーヒーがそんなにうまくない。

    でも、わたしはコーヒーや紅茶を飲んだら敏感にひどい頭痛がくるから、基本的に上記のコーヒー屋さんでは渋々オレンジジュースやホットミルクを飲んでる。

    そんなときに、のものカフェに出会う。のものにはコーヒー以外に、あったかいお茶がメニューにある。黒豆とか小豆とか、あと飲んだことないけどごぼう茶とか。おやきもうまい。かぼちゃのおやきが好み。でも、上野と秋葉原にしかない。JR系列だからか、家の近くにない。とても残念。今日は通院で近くに来たから、のものにきた。うれしい。お茶があるコーヒー屋さんが増えてほしい。

    ところで、なんでコーヒー屋さんで作業するんだろうか。家でいいじゃない。でも家は誘惑物があるから脱線したりダレやすい。だから外でする。外のほうが捗るから。大学時代はもっぱら図書館だった。お金がかからないから。でも結局お腹が空いて購買でパンを買う。友だちに会って話し込む。日が暮れる。いかん。でも今は大学生じゃないから図書館に友だちはいない、近くの図書館に行けばいいじゃない!と思うけど、どうもそわそわする。落ち着かない。なんだかさみしい。なんでさみしいんだろ。静かだから?

    大学に入るまでは、近所に喫茶店みたいなものが全然なくて、車で30分いったところにやっと潰れかけのマクドナルドがあるほど辺鄙など田舎に住んでたから、勉強はもっぱら学校の図書館か自宅だった。だから勉強は、静かな場所でするものだと思ってた。大学に入ってから、コーヒー屋さんやファミレスで勉強をする友だちがいることにびっくりしたけど、わたしは無理だと思ってた。なのに、いつの間にか静かな場所がさみしくてそわそわするようになって、がやがやしたところのほうが落ち着くようになってた。

    なんでか。それはもしかしたら、状況が違うからかもしれない。今までは学校でも帰り道でも家でも人が居てにぎやかで心休まる時間がなく、静かな時間を猛烈に欲してた。でも今では朝、恋人を見送ってから恋人が帰宅するまで、たいていひとり。声の出し方を忘れそうになる。恋人がフリーランス時代、わたししか喋る相手がいないときに声の出し方や声量がわからない、といってたのを思い出す。まさに今わたしはその状態だ。だから、少しでも人の声や存在を感じたくて、飲み物代を払ってでもがやがやしたところにいたい。

    川上量生さんがGACKTの地下の真っ暗な部屋を借りて住んだ時、もともと外に出たくない人が出たくなったという荒療治の話を思い出した。ちょっとずれてるけど。川上量生さんはおもろい。17:48くらいのところで言及。


    川上量生×岡田斗司夫「これも本当に初めての対談ダイジェスト」 - YouTube

     

    今住んでるところは大きな商店街があって、その中にいろんなチェーン店のコーヒー屋さんがあって、よりどりみどり。とてもうれしい。