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  • 夫よ、ゆかりよ、ありがと

    今日は離乳食のことを書いてみたい。

    息子、やっとごはんを食べてくれるようになった。

    2ヶ月ほど離乳食をぜんぜん受け付けなくてひたすらごはんをぽいぽい投げ捨てられる時期があったのだけど、そのときはかなりめいってた。息子の体重も2ヶ月で1kgほど減ってしまったから心配もした。

    離乳食をやめようかとも思ったときもあったのだけど、ときどき少しだけ食べてくれることがあったから、ごはんを用意しないわけにもいかない。

    でもたいてい部屋中にぽいぽい投げ捨てられるだけだから、毎食後にどろどろになった部屋の片付けと、びちゃびちゃに汚れた息子の着替えに白眼になる日々だった。(息子、スタイをすると激おこ)

     

    後追いがひどいときに、なんとかなだめながら必死で用意したごはんが部屋に飛び舞う光景は地獄だったな。

     

    部屋の片付けは一種の修行、息子への離乳食はお供え物だと思おうとしたけど、無理だった。作ったものをそのまま流しに捨てると、泣きたくなった。

     

    どうにかせねば、このままでは心がやられて立ち直れなくなる!と思って、登場したのがベビーフード!おもしろいことに、ベビーフードなら廃棄するときのつらみが少なかった。手作り離乳食を捨てるときのストレスはバカにならないな。

    食べようが食べまいがどうぞどうぞとごはんの支度を淡々とした。ベビーフードを開封して器にドバッ。ドラッグストアで買いだめしたな。

    もっと早くに手作りやめればよかった!

     

    そして、ベビーフード以上に効果を発揮したのが、夫の朝ごはん担当制。これが一番わたしの心が楽になったやつだった。何がうれしいって、離乳食の相談相手ができたこと。共感してもらえたこと。

    今まではわたしが離乳食をつくったものを、ときどき夫にあげてもらってたのだけど、それだと夫も頼まれた仕事をやるだけになってた。息子がなに食べてるかもよく知らない。主体性がない。当事者意識がない。自分の工夫がない。

    でも、夫と話し合って「朝ごはんは俺の仕事」になってから、息子の好みが分かってきたり、ベビーフードを自分で買いに行ったりするように。わたしにどうしたらいいかなとか、わたしにこうしたらいいんじゃないかなとかお互いに相談ができるようになった。

    「今日も息子たべんかったよ」「時間をずらした方がいいのかな」「息子、みかんなら食べるね」「おかゆの形状、もっと水分少なくしたら食べがいい気がする」とか、そういうの。

     

    ひとりで赤子をみていると、もんもんとしてしまうときがある。前から夫に相談してたけど、うんうんそうかと聞いてくれるのみだった。周りのママに相談しても、離乳食事情も発達度もその子によるし、うちはさほど参考にならなかった。

    だから、やっぱり相談に乗ってもらったりよき理解者になってもらいたいのは、その子のお父さん、そしてわたしの夫。夫と育児についてあーでもないこーでもないと言えるのは、心が軽くなる。

    この気づきは大きかったな。当事者意識だいじ。この子はあなたの子だよ〜。あなたも自分で考えて動いて〜。これからも夫も巻き込んで育児していきたい。

    夫はひたすら一時保育に預ける時間を増やしてみたらといってて、確かに定期的に預けると気持ちもスッキリするのだけど、結局苦痛な息子のごはんの時間は1日3回あるわけだから、根本的な解決になってなくて、それじゃない感があった。

     

    結局息子は、ある日を境にごはんをもりもり食べるようになった。1歳目前の頃にわたしが食べてたゆかりごはんを息子が欲しそうにするからあげてみたら、おいしそうにもしゃもしゃ食べたことがあって、それ以来はさほど困ることなく食べてくれる。ゆかりのふりかけ見ると大興奮するくらいに食いしん坊になった。三島のゆかり、ありがとう。

    今では子ども用茶碗一杯ぺろり。体重も1週間で1kg近く増えた。増えすぎやろ。

     

    でも、息子が食べる食べないが問題じゃなくて、夫を巻き込んでの育児ができてなかっただけだった。息子の離乳食たべない問題はそれに気付くきっかけになった。

    今週2回目のブログ。雑だけど書けてうれしい。