一寸先が闇と絶望
しんどい時について書いてみる。だから、今元気のない人や暗い話を読みたくない人は閉じてください。
しんどいとき、混乱してるとき、朝起きたらもうすべてが絶望感であふれてるとき、そういうときは、1日がとてつもなく長く感じる。といえば簡単だけど、今日はその詳細を思い出して書いてみたい。
どうやって過ごしていいのかが分からない。今まで自分がどうやって1日を過ごしてきたのかが思い出せない。これからどうやって1日の時間を過ごすのか分からないから、不安でこわくなる。
何をしても間違ってて、何をしても自分にとっていやなことでしかない。
何も予想がつかない。自分がこれからどこかへ向かってる姿や行動する姿が思い浮かばない。それは、計画をたてることができないということ。
何もしたくない、に加えて、計画をたてられないということは、本当に何もできなくなるということ。怯えることと、つらいつらいと言うことしかできない。
何もしたくない、といえば簡単だけど、何もしたくないというのはかなりつらい。
たとえば、映画館にも行きたくないし、本も読みたくない、ごはんも食べたくない、寝たくない。こういう、自分が今からしようとする「積極的行為」なるものだけがいやになるわけでない。
困るのは、「今そのままの状態でいること」すらがいやなこと。
たとえばそのとき寝転んでたら、寝転んでることすらがいや。でも立ちたくもない。
そのとき歩いてたのなら、歩きたくなくなる。でも立ち止まりたくもない。
今視界に入ってる景色も見たくない。何も視界に入らないでほしい。でも目線をそらすことも目をつむることもいや。
何も聞きたくないけど、耳を塞ぐこともこわい。なにもできない。
立ちすくむか座り込んでしまうか寝転んでしまうか。ただ、じっとするだけ。もしくはへたりこむまで歩き続けるだけ。
すべてがいやになるんだ。
考えてるのなら考えるのやめたい。でも、もう何を考えていいのかすらわからなくなって、頭がうあーーー!ってなる。
何もかもがいやってのはそういうこと。
頭がストップする、のか、動き過ぎてストップしてるように思えるのか。
今日は仕事へいった恋人にヘルプをした。駆けつけてくれた。2時間ほどそばにいてくれて、いろいろあったけど、なんとか気持ちが落ち着いたから、また会社に戻ってもらった。申し訳ない。
恋人はなぜこんなわたしなんかと付き合ってるのか。結婚したらこれからずっと彼にこの重さを負わせるのか。そんなひどいことをしていいのか。
昨日まで元気に明るく何事もなくいられたのに。もちろん前兆らしきものはあったけど。気付かないふりしたらこのざまだ。
昨日はわたしが話をしてるときに恋人があくびをしただけで、激怒した。
こうなると手が付けられない。自分でも何に怒ってるのかさっぱりわからない。わからないけど、理由なき怒りにわたし自身が翻弄される。こわくなる。抑えようとすればするほどエスカレートする。
いったんすべての怒りを吐き出すと、急にハッと我に返るような瞬間がある。そして泣きながら必死で恋人に謝る。恋人もこの瞬間をいつもひたすら待ってる。
待ってくれるから、今まで付き合ってこれた。いつもこんなわたしを許してくれるから、別れずに一緒にいる。
豹変する自分がこわい。自分で自分が気持ち悪い。
朝起きたら、まだ残ってる理由のない怒りと呵責などで混乱して絶望感でいっぱいだった。
最近元気になってきたな、と思えば、すぐこんな状態になる。
一歩一歩だ。
やけにならずに。
くさらずに。