女子どもの会合
大学の女友だち4人でごはん食べてきた。楽しかった。卒業以来に会う子もいた。前よりもキョドらず自分のことを話せた気がする。
体調くずして仕事をやめて、それから無職で恋人に食わせてもらってること、それが恥ずかしいことだと思ってて、そんな状況が惨めで受け入れられないから、自分を開示することに抵抗がある。後ろめたさからあまりおおっぴらにしてはいけないような気がする。
でも今日はあまり上記のことを意識せず、たのしい時間を過ごせた。少しは現状を受け止められつつあるのかもしれない。
今までは「最近なにしてんの?」という質問に対する返答を準備しながらのぞんでた。友だちとのごはんは大きなイベントだった。もちろん今もだけど。でも今日は準備することも忘れて、気軽にらんららんという感じで出かけてた!
途中からどうも言葉が怪しくなってきて、「せやがへまい(部屋が狭い)」とか「こっけん(結婚)」などなど、頭がくるくるするやつが始まった!疲れてくるとでてくる、このあべこべ言葉。「あつがなつい」的なやつが、普段の会話でさりげなく何気なく、そしてかなりの頻度で表出する。ぽろっと。そうすると友だちの話を中断させてしまうから申し訳ない!スルーしていいのに!拾わなくていいよ!
まあ、気のおけない子ばかりだから「また始まった」くらいの触りでいてくれるのでありがたいけど。でもこれが、まだそんなに親しくない人との間ででると、最初は笑ってくれるけどだんだん回数を重ねる内に「こいつ大丈夫か」という怪しげな目で見られるから、できるだけしゃべらないでおこう!とか思っちゃう。
親しくない人と疲れてるときに会話しなくちゃいけないときは、相づちも「へえ、ふんふん、そっか、なるほど」の使い回しでいかないといけないな。
今回は仲良い子ばかりだったから、疲れても自由に話せてよかった。
それから、今日の女子はそれぞれ恋人がいるんだけど、共通点があった。それは「男の人は単純で定番の料理がすき」ということ。たとえばカレーでも、ドライカレーとかグリーンカレーとかはカレーじゃなく別物の料理だと考えていて、普通の市販のルーと普通の具材を使ったカレーが好み。「今晩カレーだよ」といってドライカレーがでてきたときのがっかり感と「これじゃない感」があるようだ。家ではいつもの普通のお母さんが作るようなカレーがいいらしい。具も、ズッキーニやナスやかぼちゃなんかが入っていない、普通のいわゆるジャガイモと人参と玉ねぎの入ったカレーがいいみたい。下手に凝ってない方がいい。凝れば凝るほど理想から遠ざかる。牛うすぎりがあれば肉じゃが。豚ロースがあればしょうが焼き。豚かたまりがあれば酢豚。鶏肉ならからあげ。これでよいそうな!
そうか、これは誰しもそうなんだな、と思った。確かに2chとかで「嫁のアレンジ料理とか自己流ってのはマジくそ」とか見かけたことあるな。だからといって、顆粒だしの素なんかは嫌うんだよな。「簡単だけど素材にこだわったものがお好きなんだね」という結果で締めくくられた。
それから料理ネタだと、料理を出して「何かが足りない」といわれて調味料を恋人が加えたら美味しくなったときの敗北感についても共感しあった。おもしろいなー。どこも同じだなー。
あとみんながわたしの次の就職先、というかアルバイト先を考えてくれてうれしかったな。
ティッシュ配りとかはどう?でも断られたらこの子無駄にへこみそうだよね。じゃあ工場のライン作業は?長時間入らないといけないから体力が持たないんじゃない?じゃあマクドナルドは?短時間でいいしハンバーガーを包むなら包むだけの単純作業だし!いや、匂いで胃をやられちゃうでしょ。と、わたしが出る幕なしでどれもダメらしい。何もうまくいかないのか。
「ま、どちらにせよ非正規社員がんば」と正社員どもにいわれてしまった。みんなそれぞれとても綺麗でおしゃれなのにがんがん稼いでて、本当にかっこいいな。すげえよみんな。
☆☆☆
疲れると息苦しくなるので、あくびを出すようにしてる。あくびをすると、息がしやすくなるし頭がクリアになる!
帰りの電車にて書いてる。
今晩は普通のカレーをつくろうかな。